ちょと前に日経平均株価が24000円に突入し、景気回復感が半端なかったですが、本当に浮かれてていいのでしょうか・・・。
帝国データバンクによると、2019年(1月〜11月)の飲食店事業者の倒産件数は668件で過去最高となった2017年の707件を上回る勢いみたいです。
リーマンショックが起きた2008年は634件。翌2009年は646件、東日本大地震があった2011年は688件、翌2012年は685件と倒産が高水準。
2015年は573件、翌16年は557件と景気は改善傾向でしたが、2017年に707件に急増。
翌18年も653件でリーマン・ショックの頃と似た水準です。
そして、今年は、1月から11月ですでに688件となっているのをどう捉えるか・・・。
日経平均と実体経済に激しい乖離があるような気がします。
日銀の「デフレ推進政策」と言われている金融緩和と消費増税が重なって更なるデフレを強化しているのではないでしょうか。
来年はオリンピックイヤーですが、経済的にはかなり慎重にならざるをえない状況であるという気がします・・・。