新型コロナの影響で、「不動産バブル崩壊か?」と言われている昨今ですが、弊社では今までと変わらず“買い相場”と判断し、不動産を買い進めていますが、全く違う規模で不動産を買いまくっている集団がいます。
最強の不動産投資ファンドで、世界中に不動産を買いまくっています。
分かりやすい日本では、安邦保険集団(中国)から220棟の賃貸マンションを購入。
この220棟のマンションを2900億円で買ったのもすごいですが、もっと驚くべきはなのは、 安邦保険集団(中国)に3年前2600億円で売却した物件を300億円上乗せして買い戻していたところです。
不動産的視点で考えると、将来はもっと値上がりすることを見越して買ったのでしょうね。
まあ、今となっては、疑問符がつきますが・・・。
ブラックストーンの運用実績は約62兆7000億円で、その内約18兆円を不動産で運用しているようです。
新型コロナの影響をブラックストーンでは、実態経済の影響はこれから出てくるとしながらも、危機収束に向けて世界中で金融緩和が進めば、投資マネーは不動産に戻ってくると見ているようです。
また、日本の不動産の魅力は、イールドスプレッドで他の主要都市と比べて倍近い差があることです。
下記の表は、物件価格と賃料水準の国際比較です。
2つとも東京を100とした場合です。
出所:日本不動産研究所
価格水準は、大都市のニューヨークとほぼ変わらないようです。
価格水準に比べて、賃料水準はまだ上がる可能性を秘めています。
いずれにしても、“投資に魅力あり”と見ている日本の不動産を、今後も未知なる規模で買収していくだろうブラックストーンには目が離せまねんね。