「次世代の住宅設備ニーズ調査」を男女450名を対象に実施した記事がありました。
この調査では、年齢29歳以下を「Z世代」、30歳以上を「非Z世代」と定義し、世代間の住宅設備や家具・家電に対するニーズの違いを分析していました。
Z世代のテレビ離れはよく知られているところですが、今回はさらに家具・家電や住宅設備全般を調査範囲に含め、より幅広い視点で検証しているところが面白かったので共有したいと思います。
主な調査結果
スマートフォンで大半の用事を済ませるZ世代のデジタル傾向が顕著に表れいます。
ウォーターサーバーの所有割合において、Z世代は44.7%に達していて、非Z世代の20.3%と比較すると約2.2倍高い結果になっています。
別の調査ではミネラルウォーターの1人当り消費量も年々増加していることが判明しているとのことで、若年層ほど‟水道水離れ”が進んでいるということですね。
屋上・シアタールームはZ世代に人気
屋上やシアタールームでは、Z世代はそれぞれ36.7%(屋上)・34.7%(シアタールーム)と、非Z世代の22.3%(屋上)・17.7%(シアタールーム)に比べ「あり派」が多いようです。
Z世代が「映え」に対して課金傾向が強いようです。
家電の所有状況
弊社が提供している新築アパートはいわゆるZ世代をターゲットに企画しているため、大変参考になりました。
これから新築アパートもコモディティ化していく可能性があるので、差別化を図るべく検討する必要があると感じました。
とりあえず、シアタールーム系とウォーターサーバーはトライしてみようと思います。