はじめに
このブログ『ライディックス・オンライン』では2つのテーマがあります。
大きなテーマとして『何かに依存しない生き方をしよう』です。
そして、第二のテーマとしては、私の主力知識でもある『不動産経済について』です。
今のような先行き不透明な時代では、働いている会社が将来どうなるかは誰も分かりません。
そのため、下記の内容をブログにしています。
①収益の柱を増やす
②スキルアップ
①については、今の給与以外に収益が生むものを持つことが重要。(株式投資、不動産投資やその他副業)
②については、現在働いている会社が危機的状況になったとしても、今より良い条件で転職ができるように日々学ぶ重要性です。
私が不動産開発会社を経営しているため、よく聞かれるのが「これから先不動産は上がりますか?下がりますか?」です。
不動産価格の“上がる、下がる”に関しては、あくまでも二次的要因が大きいです。
例えば、リーマンショックのような金融機関がクラッシュするような出来事があると当然下がります。
そのためライディックス・オンラインでは、「国内外の政治経済や金融」などをテーマにしています。
自粛期間もあってか『株式投資』が盛んに行われているみたいですが、実は株式投資ではなく株式投機を行っている人がほとんどです。
ちなみに私の投資法は、不動産投資と株式投資です。
会社からの給与もありますので、給与+家賃+株式配当になります。
不動産投資に関しては、これからもどんどん増やしていくのと、株の配当に関してはそのまま投資に回します。
投資とは?
世界でも有名な投資家でもあるウォーレン・バフェット氏は下記のように答えています。
分かりやすく説明すると、『現在持っている時間・能力・お金を適切に配分し、将来より多くのものを得ようとする行為』のこと。
になるのであろうと思います。
例えば、若い方でやっておいた方がいいと思われる“自己投資”とは、お金と時間を投じて自己研磨を積み、将来大きな資産や能力を得ることになります。
投資とはそもそも現在満足するのではなく、将来に大きなものを得ようとする行為なのです。
ところが、多くの人が「投資」と言われたときにイメージするものは、実は「投機」だったりしています。
では、「投機」と「投資」の違いはなんでしょう?
「投資」と「投機」の違い
分かりやすい例でいくと、「田んぼ」を購入した場合を例にとります。
田んぼを買った際、ほとんどの人は、苗を植え、秋に収穫をして販売することで収益を得ようと考えます。
ただ、中にはその“田んぼ”を購入後、すぐに値上がりするかどうかで買う人もいます。
継続的に収益を得ようとする前者が『投資』で後者が『投機』になります。
ちなみに一般的な不動産投資もそうですね。
1棟のアパートやマンションを買ったら、お部屋を借りてもらって継続的に家賃収入を得ようと試みます。
また、できるだけ長く居てもらえるようオーナーとして努力も惜しないはずです。
これが『投資』。
逆に、購入してすぐ転売する目的なのは『投機』になります。
そして、『田んぼ』や『1棟アパート』を買った際は、継続的に収益を得ようと考えますが、『株式』になると考えが逆転する人がほとんどです。
株式の場合は・・・
田んぼや不動産を買うときは、この立地は継続的に収益をもたらしてくれるだろうかと必死に調査するはずです。
株式投資を行うときも、同じように調査する必要があります。
本来「投資」とは値上がり益を期待するのではなく、企業が生み出す利益に期待することが正しいような気がします。
アメリカの経済学者でもある投資家ペンジャミン・グレアムはこう言っています。
株式投資のリスクヘッジをするためには、もう一度投資先の企業が継続的に利益を生み出すことができるかどうかを調査する必要があります。
『「投資」と「投機」』この違いが分かるだけでも全然違うはずです。