とうとう“非常事態宣言”が出ました。
弊社はというと、2月〜3月にかけて完成した商品が順調に販売できている状況ではありますが、これから先のことは予断を許さない状況なのは変わりありません。
ところで外出自粛の中、皆さんはどんな業務をされているのでしょうか?
弊社では、将来コロナが落ち着いてきたらスタートダッシュするべく、様々な勉強をしています。
以前は、自社の新しいコンテンツのランディングページを作りたいと思った時は、業者さんに発注していましたが、色々情報を探り、自分でこの際作ってみようとのことで、作成しました。
以前のブログでも紹介しましたが、こちらになります。
作成にかかった時間は約2日間。
今後、作成したホームページも含め色々なコンテンツを発信していく予定です。
年々、大手仲介業者さん以外の販売業者さんでは、今後の取り組みをどうしていくかの悩みはあるみたいです。
確かに、私も不動産業界に入り20年以上経ちますが、ほとんど販売方法も集客方法も変わっていないのが現状です。
上図にあるように、不動産売却・購入に対してのお客様情報は全て会社に入ります。
そして、物件情報も会社に入り、各営業マンに振り分けられるのが一般的です。
その後、問い合わせがきたお客様と車で同乗し、現地まで“ご案内”という方式で見てもらうのが一般的です。
また、昔からの代表的な販売方法で、現地売り出しもあります。
会社がかける広告費によって情報量も違うので、不動産営業マンを志す人や、不動産業界の中で転職をする人は、より情報力がある会社に行きます。
この業界に長くいる方は、口を揃えて「もう独立する時代ではない」と言いますが、なぜでしょう?
それは、集客のほとんどが不動産サイト(主にSUUMO・ホームズ・アットホーム)になり、昔のような現場集客が年々少なくなってきていて、独立したての会社には、競合仲介業者よりも多く広告費をかけるお金も最初は少ないからです。
例えば、各不動産サイトで物件を上位表示させるには、より多くの広告費を出す必要があります。
独立したての会社には、限られた予算の中で広告費を捻出するしかなく、当然、競合に比べて物件の上位表示は少なくなります。
結果、反響が中々取れず、契約数もごくわずかという負のスパイラルに突入するのは明らかです。
また、現地売り出しに関しては、新型コロナが猛威を振るう今、中々外出しようとは思わないですね。そして、残念ながら外出自粛は今だけではなく、今後も続く可能性は高いと思われます。
また、車に同乗して行う“ご案内”も同様です。密閉した車の中で、数十分、見に行く場所によっては数時間一緒にいることは、今後少なくなるでしょう。
販売仲介会社で、反響が取れないと死活問題になります。
会社としては人件費がかなりかかるので、このままの状態が続くと当然、“リストラ”という事態も考えられます。
外出自粛が続く今こそ、これからのことをイメージして、“学び狂う時期”です。
こんなにSNSが普及した『発信する時代』になった今、やり方次第でかなりうまくいくのではないかと思います。
ただ、残念ながら、同じ不動産業界でSNSを“本気”でやっている方は結構少ないです。
この際、とことんやってみるのはどうでしょうか。
私もひたすら色々なSNSで日々“ブランディング”について勉強していますが、不動産営業マンにとってのSNSには可能性しか感じません。
そして、SNSを極めることができたら、お客様の反響や、デベロッパーの未公開情報を会社に依存することなく入手することも可能です。
この時間がある機会に是非勉強してみては どうでしょう。
全ては前向きに!