今までOYOライフについてこのブログでも記事を書いてきました。
OYOライフは最もIT化が遅れている業界の一つとして上げられる“不動産業界”で、賃貸の契約から引き渡しまでの流れをIT化し、スマホ一つで賃貸物件を借りられるようにした会社です。
お部屋は家具なども完備していて、早ければホテルのように明日からでも住むことを可能にし、通常契約時にかかる経費の仲介手数料、敷金、礼金などが無料というシステムでした。
まあ、その代わり家賃がかなり高いのですが・・・。
同じ不動産業界の仲間として、「賃貸業界における新しい風が吹いた」
と最初は期待はしていましたが、聞こえてくるのははあまりいい話ではなかったのが事実です。
そんなOYOライフがとうとう大阪、名古屋から撤退を表明しました。
今後、東京都心部だけを中心に展開するとのことですが、裁判沙汰にもなっているOYOライフ。本体のOYOの方でもリストラを進めているとの状況。
これからどういう巻き返しをするかが注目です。
IT化も当然必要ですが、不動産に関しては人との関わりが深い業界でもあります。
本来の根幹を忘れると本末転倒になるということでしょうか・・・。