基本的にApple製品が大好きで、携帯はiPhone、iPad、アップルウオッチ、MacBook Pro、そして、Airpodsと仕事でもプライベートでも使うことの多いApple。
そんなAppleの売上比率は・・・
iPhone 55%
Mac 9%
iPad 9%
その他 9%
サービス 17%
らしいです。
売上上位のiPhoneに関しては、ここ近年販売が鈍化しています。
そんななかAppleが打ち立てた戦略は・・・
ハードを売る会社からサービスを売る会社に転換していってますね。
Appleのハード
- iPhone
- iPad
- Apple watch など
Appleのサービス
- App Store
- Apple Music
- iCloud など
そして、スティーブ・ジョブズのあとを引き継いだティム・クックがかなり力を注ぐものとしてのキーワードが“財布の代替となるサービスを作りたい”だったそうです。
そしてできたのが、Apple Payのサービス。そして送金サービスApplePay Cash。
このApplePay Cashはアメリカのみで展開しているサービスらしいのですが、i Messageで送金できるみたいです。
すごいですね。
そして、2019年8月に誕生した『アップルカード』本格的なクレジットカード参入!
金融サービスに参入することはAppleにとって産業構造を変える3回目の挑戦です。
1回目 音楽業界 2001年 ipod・iTunees
・音楽をCDやMDのハードウエアではなく、データというソフトウエアに置き換えました。後にCD屋やレンタル店も閉店が相次ぐなどの業界に大きな影響を与えましたね。
2回目 携帯電話業界 2007年 iPhone
・携帯電話を「スマートフォン」に再定義し、iPhoneのAppleと、アンドロイドOSのGoogleの2社が、スマホ業界のトップに君臨するようになりました。
このようにAppleは、すでにある製品を「再定義」して世の中の常識を覆してきた。
3回目 金融業界 アップルカード???
アップルカードが日本にも普及して、3回目の産業構造を行うことができるのかが、見ものですね。
専門家的には、アップルカードが日本に導入されると、関連市場の業界地図が大きく塗り替えられる可能性があるとしています。
なぜなら・・・
“消費者にとって圧倒的にお得だから”だそうです。
通常の支払いに2%、アップル関連ストアとUberでの支払いには3%の還元があるみたい。そして、キャッシュバックは即日現金化されるとのこと。
これは、各クレジット会社は約1ヶ月かかるところなのでかなり、差が大きいです。
また、家計簿アプリなどで一元管理できるので便利ですね。
そして、送金はiMassageで簡単にできるようになる。
これだけ便利になると今までアンドロイドを使ってた人も、iPhoneに変える機会になる可能性が大きいです。
アップルカードが日本導入されるには、Apple自身がカードを発行することができないため、日本のカード会社と手を組む必要があるみたいです。(ちなみにアメリカでは、ゴールドマンサックスと手を組んでアップルカードを発行しています。)
どこのカード会社と手を組むのかが注目ですね。
また当然、手を組んだ会社の株価にもどう影響するかが見ものです。
天下のアップルですら、産業構造を時代に合わせて変化しています。
そして我々不動産業界でも変化の波が押し寄せてきています。
近年、騒がれている“不動産テック”にどう順応して行かなければならないのか・・・。
そして再定義しなくてはならないものはなんなのか?
2020年は不動産業界にとっても節目の年になる気がしてなりません。