テレビでは連日「新型コロナウイルス」の報道がすごいです。
ここで、「新型コロナウイルス」について改めて調べました。
★コロナウイルスとは・・・
・あらゆる動物に感染する「コロナウイルス科」のウイルス
・人に感染するタイプは現在下記の7種類が発見されている
風邪の原因の10%〜15%がコロナウイルスと言われていて、ほとんどは軽症で治るケースがほとんどです。
★なぜこんなに騒がれるのか?
・コロナウイルス科の中でも新たなタイプのウイルスで、ワクチンもなく感染速度や致死率などの特徴もまだはっきりしていないからです。
【近年発見されたコロナウイルス科の主なウイルス】
●SARS・・・2002年発生 コウモリ由来
●MERS・・・2012年発生 ラクダ由来
●新型コロナ・・・2019年発生 コウモリ由来?
2019年12月12日
最初の感染者(23歳男性)が中国の湖北省・武漢市で見つかる
2020年1月29日
上海の病院で回復が公表される
ところが・・・
2019年12月30日
武漢の眼科医・李文亮がチャットグループで同僚の複数医師にアウトブレイク(感染症の突発的発生)を警告
2020年1月3日
李は公安の捜査を受け、虚偽の発言で社会の秩序を乱したとして処分される
結果的に中国当局は、判断を誤り武漢の感染は急拡大!
1月20日
習近平・国家主席が「重要指示」
1月23日
武漢を閉鎖
という流れです。
★発生源・・・武漢市の「海鮮市場」?
・WHOの暫定的な調査報告によると、感染者の大半が市場への来訪者か市場で働いている従業員と関係しているようです
・中国の研究施設の発表では「市場が発生源ではない」という可能性も指摘されている。
結局、よくまだ分からない状況ですね。
★新型コロナウイルスの致死率は?
現状では、致死率の分母となる「感染者」が把握しきれていないため、平均3%程度と高くされている傾向にあるようです。
では、「新型コロナウイルス」の実際の致死率はどのくらいなのかというと、若年成人で0.1%〜0.2%で、疾患をもつ高齢者で1%みたいです。
ちなみに、SARSは約15%、MERSは20%なので、かなり低いと思われます。
★『マスク』は本当に必要ななのか?
連日、ドラッグストアの前ではたくさんの行列ですね 。
国や当局からのお願いとして、「予防用にマスクを買っているようですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要です」としています。
2月13日 東京都医師会感染症危機管理対策協議会
マスクは、他者への感染予防が目的です。健康で症状のない方のマスク着用の有効性は高くないと言われています。
ちなみにですが、風邪ウイルスの場合、患者を診察していた医者がマスクをしていた場合と、していなかった場合とでは、うつされた確率は変わらないみたいです。(ちゃんと論文があるそうです。)
決して予防のためにマスクをするなというつもりはありませんが、結果としてマスク着用を義務化したり、買い占めて配ったりする行為が医療現場のマスク不足など、本来利用すべき人の手に渡らないという悪循環を生んでいるのも事実です。
また、連日のテレビでは、検査を受けるよう促しているようですが、実際人々が検査で殺到すると、感染リスクも増大しますし、医療現場も混乱を招きます。
テレビなどの報道を丸々信じるよりも、今こそ一人一人が情報を整理・理解した上で行動することが大事ということでしょうか。