ビジネスと不動産経済を本気で考えるブログ

「年収を上げるにはどうしたらいいですか?」の質問が多いのでお答えします。

よく会食の場やSNSの質問箱やDMで

「年収を上げるには何をしたらいいですか?」

と聞かれることが多いのでこのブログでお答えします。

 

 

一度Instagramのストーリーで簡単にお答えしたのですが、今回はガッツリと!

(ちなみにインスタのストーリーでは、結構お得な情報も上げているのでお気軽にフォローしてください)

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年収を上げるには働く業種を正しく選ぶことが大前提

 

結論から言うと選択する職業でほぼほぼ年収の上限が決まっているという事実を知るべきです。

そして業種を間違ってしまった場合、どれだけ頑張っても年収を上げることは難しいのです。

結構勘違いしがちなのは、“あの人は頭がいいから年収が高い”とか“僕は要領も悪いし頭も悪いから年収が低い”と考えてしまうことです。

ちなみにそれは全く関係ありません!

 

下記の図は、国税庁のホームページから抜粋し表を作成したものです。

平成30年の平均給与は440万円になっていて、一番年収が高い業種は電機・水道といったいわゆるインフラ関係になります。

逆に年収が低い業種は、宿泊・飲食サービス業になっていますが、今年の“コロナウイルス”によって当時よりもさらに低くなることが予想されます。

 

 

表をみて分かる通り参入障壁の低い業種は比較的年収が低い傾向にあります。

理由としては競合が多く存在してしまい、相当の自社ブランディングができていないと『価格競争』に陥る可能性が高いからです。

そうすると残念ながら、どれだけメチャクチャ頭良くてできる人でも、宿泊や飲食関係で働いてしまっては事業の構造上年収が上がりにくくなるのです。

 

それでも転職して年収を上げたい場合

 

転職を考えるときも注意が必要です。

先ほどの表でも分かるとおり、今の自分の会社から同業界の似たようなポジションで転職しても同じ給与しかもらえないと思った方がいいでしょう。その業界の市場構造が変わらない限りは大きく年収は変わりません。

今よりも単純に年収を上げたい転職を考えるのであれば、金融・保険業やIT関係にいくほうが将来的に年収が上がる可能性は高いです。

もし、その業界のスキルや知識がない場合は、当然ながら、働きながらでも勉強をしてその分野のスキルや知識をある程度身に付けることも必要になるでしょう。

ただ、当然ながらお金が全てはないので、夢があってその職種を選ぶ場合は全く関係はありません。

 

年収が上がる業界にいる場合は?

 

問題はこのステージいる人です。

基本的にこのステージで給料が上がらないのは自分の価値が上がっていないことが原因です。

モノの値段を決めるのと同じように、自分が持っている価値(スキル)に対する重要と供給で決まると考えた方がいいでしょう。

もはや、年功序列で給与が上がるのを期待する時代ではありません。

 

□スキルの種類
・営業スキル
・マーケティングスキル
・法務スキル
・人事スキル今の時代で需要がありそうなのは・・・

★動画編集スキル

★デザインスキル

★SNSなどの発信スキルっていうかんじでしょうか。

 

結局、需要に合った“替えのきかない人”給料は高く、その逆は低くなるということです。

ただ、お金を持つことだけが重要とか成功するっていうことを言っているわけではありません。

ましてお金のためだけに好きでもない仕事を選んでも決してうまくいくとも思えません。

あくまでも、年収の期待値を知ったうえで、自分が本当にやりたい仕事を選ぶことが重要だと考えます。

また、年収が低い業界を選んだとしても、その業界である程度の地位になれば、例えば“独立”といったようなステップアップも十分に可能です。

成功という定義が人それぞれ違うように、結局は、どんな職種であっても年収の上限下限をしっかり理解したうえで、情熱を注げることができる仕事を行い、小さな成功を積み重ねていくことが重要だと思います。

 

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著者プロフィール

Lidix

ライディックス株式会社 代表 山上 晶則

東京都で不動産会社を経営しています。
将来的に不動産経済がどうなるかは、あくまでも二次的な要因が大きいため、「国内外の政治経済や金融」、「異業種で成功している事例」などを分析することを得意としています。

このブログでは、現在の経済状況を自分なりに読み解き、時代に合った経営や様々な投資、そして、「何かに依存しない生き方」を求めて日々勉強している内容をアウトプットするために書いています。



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