先日、本を読んでいたらその中で『薩摩の教え・男の順序』というものを知り、色々調べてみました。
薩摩の五箇条ともいう言いかたもあるみたいです。
薩摩藩というと、まず思い浮かぶのは、明治維新で活躍した【西郷隆盛】や【大久保利通】などを思い浮かべると思いますが、今回のテーマである『薩摩の教え』は、江戸時代まで遡ります。
江戸時代に薩摩藩を仕切っていたのは、島津氏になります。
そして、『薩摩の教え・男の順序』は、三代藩主の島津義弘の言葉と言われています。
では、薩摩藩による男の順序とは・・・
- 何かに挑戦し、成功した者
- 何かに挑戦し、失敗した者
- 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
- 何もしなかったもの
- 何もせず批判だけしている者
こうなるみたいです。
今は、男性も女性も関係なく社会で活躍していますので、会社でいえば“男の順序”ではなく“社員の順序”となるのでしょうか。
そして、現代の人事考課にも大雑把ではあるにせよ、そのまま使えます。
これが、約400年以上前からあったとは驚きですし、当時の薩摩藩は、現在の鹿児島県全域と宮崎県の一部そして、間接的に沖縄県も服属させていたのも、今でいう事業方針が明確なので繁栄したのでしょう。
今までの経験を顧みると、常に出世していた人は、1・2が圧倒的に多く、そして、最終的には独立、もしくは新規事業を立ち上げ、その後も常に挑戦し、成功の道を歩んでいる人がいます。
また、会社として、常に“挑戦”できる環境や風習をつくることが必要なのだと、改めて考えさせられました。