現在、不動産業界はコロナの影響をほとんど受けていない状況で動いています。
弊社の物件も、順調にさばけていますが、ほとんどが一戸建てです。
仲介業者さんの話だと、コロナの影響で多少ではありますが、中古マンションの共用部分からの感染を気にして、一戸建てに方針を変えるユーザーもいるそうです。
そんな中、中古マンションが動き出すと予想される改正が予定されています。
それは、中古住宅をリフォームして取得する場合などに利用できるフラット35リノベの条件が大幅に緩和されることです。
まさに、国の住宅施策は、新築住宅一辺倒から中古住宅流通促進へのシフトを強める動きです。
フラット35リノベは当初10年間(金利Aプラン)または5年間(金利Bプラン)で、金利を0.50%も引き下げてくれる制度です。この制度は2021年1月からの制度改正を予定しています。
現在のフラット35リノベの金利Bプランの条件は厳しく条件設定されていますが、上記のように緩和されます。
金利Aの方は難易度が高いので、金利Bを目指すのが一般的でしょうね。
実際の効果が下記の表になります。
ちなみに、借入額が5000万円の場合は、Bプランでいくと5年間で70万円以上の負担軽減になります。
また、このフラット35には、ほかにも様々な金利引き下げ制度があり、地方公共団体と連携して実施されているフラット35子育て支援型、地域活性化型などもあります。
これらと組み合わせ金利を引き下げることが可能なので、メリットが一段と大きくなります。
詳しくは
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このフラット35の改正は2021年1月からです。
新築に比べて比較的手が届きやすい中古住宅の取得に向けて、準備を進めるのもいいかもしれません。