新型コロナの感染者が減少傾向になってきました。これで、経済活動も本格的になって行けばいいのですが。
このコロナの影響で、我々経営者が真っ先に動いたことはやはり“資金繰り”でしょうか。
弊社はというと、12年前に起こった“リーマンショク”の経験から、ある程度は準備をしていたので、慌てることなくさらに金利などが優遇される融資商品を待ちながら申込みました。
では、資金繰りがうまくいったあとは、何をするべきなのか・・・?
来週にも、非常事態宣言が解除されるのでは?みたいな報道もされていますが、再度認識しなくてはならないことは、非常事態宣言が解除されたとしても、『コロナウイルスが絶滅した訳ではない』ということです。
結局、我々は、コロナウイルスが存在する中、経営をしていかなくてはならないということを念頭に置かなければなりませんね。
そんな中生まれた言葉が「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」
こういう時期だからこそ、もう一度、自社の強みを客観視し、今できることを考え、「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」に向けての対応や戦略が経営者には求められます。
コロナが終わるまでじっと待つだけの考えの経営者だけにはなってはいけませんね。
また、このコロナショックから何を学ぶかも大事です。
報道では、非常事態宣言を解除したあとも第2波、3波のウイルスの拡大がくる可能性があるとしています。
ポスト・コロナを見据えて、新しい時代に対応する勤務体制の構築や営業手法、販売手法などの改善などに取り組む必要もありますね。
今回の新型コロナによって、我々の習慣や価値観が大きく変わり始めています。
買い物などをネットで注文して宅配で受けることが、今まで以上に普通になるほど小売業の販売形態が大きく変わろうとしています。他の業種でも変わる可能性は大きいですね。もちろん、私が属する不動産業界も同じです。
経営者は今後「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」の時代でも経営をしていかなくてはなりません。
このような時代でも、社員の人命を守りながらも雇用を維持して、収益の確保もすることは非常に難易度は高いですが、やるしかないですね。
“このコロナショックでの自粛期間の中、人生の価値観を見直す貴重な時間にするかは自分次第です。
近い将来、今の自分があるのは、コロナショックのおかげだと思えるくらい考え、経営者としてもレベルアップできるよう頑張ります。”