先週の気になった告知では、スターバックスの『新たに6都道府県の休業』です。
こうい時期なので、営業自粛をするのは飲食店経営をしていれば当然といえば当然だと思いますが、スターバックスについては、ほとんどが一等地で営業していて、家賃がかなり高いでしょうから、経営的に支えることが難しい気もしないでもないです。
まあ大きな企業なので、結果心配はないのでしょうが・・・。
ところで、不動産関係、特に大型施設開発をしている会社のダメージは大きいのではないかと思われる内容のリリースが4月に入り出ています。
2020年のオリンピック・パラリンピックの特需を見込んでいた施設が次々に開業延期になっています。
主なところが下記の表です。
開業予定を4月から5月に変更した施設もあるみたいですが、このまま行けばさらに延長される可能性は大きいですね。
また、特に怖いのは、出店を決めていた『テナント離れ』ですね。
この“3密”を回避するという流れが、コロナ収束後も続く可能性がある場合、当初予想された収益を下回ることも十分に考えらえれ、企業によっては「出店取りやめ!」になるのではないでしょうか。
ちなみに、開業延期の流れは、ホテルまで波及しており、森トラストは「JWマリオネットホテル奈良」や三井不動産の「三井ガーデンホテル福岡中洲」が開業を延期。アパホテルや東急ホテルズなども相次いで延期を発表しているようです。
大手各社は今年度が始まったばかりで、今期の予算計上に、この大型施設の売上・利益を見込んでいたでしょうから、今後、下方修正してくる可能性は大きいです。
当然、株価にも影響がでることになるでしょう。
今後も大型施設の開業に関しては、日本経済の動向も含め注目していくべき内容ですね。