新型コロナウイルスによる影響が各所で出てきていますね。
私がいる不動産業界でも、住宅設備に関しては受注停止という状況になりましたが、弊社に関しては、たまたま上手く事前に発注していたので助かりました。
しかし、経済全体を見ると結構マズイ状況です。
そんな中、本日の日経平均もかなり下がっています。
2月27日の本日も一時4ヶ月半ぶりに22000円を割りましたね。
少し前を遡ると、2月24日、アメリカ市場が史上3番目の下げ幅を記録。さらに翌25日も下げて2日間でマイナス6.7%の記録的な下落となりました。
少し前のダウは2月12日に2万9551ドルで過去最高値を付けました。なぜ、ここにきて、新型コロナウイルスが世界市場で意識されることになったのか・・・。
「2月24日」
アメリカ株は、先ほども言った通り新型コロナウイルス感染拡大があっても、最高値を更新してきた。
しかし、24日になって急に株価が下落したのは、感染拡大の不透明さによる不信感からではないかと思います。
感染者がアジアでけではなくイタリアまでに飛び火したのが大きいですね。
イタリアでは、感染者が2月24日までに220人を超え、様々なイベントが中止に追い込まれました。
悪影響
アメリカの購買担当者景気指数(※PMI)が市場予想より悪い結果を発表。
※PMI 企業の購買担当者に新規受注や雇用の状況などを聞き取り、景気感についてアンケート調査した結果を指数化したもの。
サービス業のPMIが1月の53.4から、予想を下回って2月は49.4となった。50が景気拡大の分かれ目になっていて、49.4は2013年10月以来の低水準ということです。
現在のマーケットはややパニック的になって、過度の景気悪化リスクも入っているとする専門家もいるようですが、どうなんでしょう・・・。
世界同時株安で、思い浮かぶのは『リーマンショック』
当時、私もある不動産会社の役員をしていて、かなり精神的にも参った時期でした。
あの時のような状況にしたくないのを念頭に経営をしてきたつもりなので、不況がきてもある程度の準備はしているものの、やはり怖いですね。
政府も、大規模なスポーツやイベントを中止か延期を求める考えを求めました。
このイベント中止に対する経済損失は莫大になるでしょう。
そして、この新型コロナウイルスに対する銀行の貸し出しもスタートしたとのことですが、どんな金融政策よりも“感染の収束”をすることが1番の経済対策になり、日本を支えている中小企業を守ることになることを分かってもらいたいところです。