昨日の日経平均株価も、とうとう1万6000円台に入りましたね。
このブログはビジネス系のブログとして日々更新していますが、流石に、ネガティブな内容ばかりになってしまう可能性があったため、ちょっと書くのををためらっていました・・・。
私自身も不動産投資と株の投資をしているため、仕事をやりながらたまに株価チェックをしています。今、持っているアパートに関しては順調に稼働していますが、株価がひどいですね。
(ちなみにほとんどの株を売ってしまっていたので、影響なしでした。)
下記の表はここ2年間のチャートです。ヤフーファイナンスから抜粋
そもそも、なぜ、株価が暴落するのでしょうか・・・。
それは、株価は期待値に連動して動くからです。
●株価が上げるケース
企業の業績に対し期待が高まる場合。つまり、その会社の儲けが増えそうな場合。
●株価が下がるケース
企業の業績に対し期待できない場合。
今回の株価下落に関しては、新型コロナの影響で“企業の業績に期待できない”からということになりますね。
下記の画像はTwitterからの記事です。
いつもは環境客でにぎわう観光地もこのような状態です。
現在のスペイン広場、トレビの泉、パンテオン、コロッセオ。人のいなくなったローマ、まるで映画のセットのよう。 pic.twitter.com/tATgidbCYi
— ボヘミアン (@hide_luxe) 2020年3月14日
この写真を見ると、負のスパイラルが想像できます。
新型コロナ感染拡大
↓
人々は外に出なくなる
↓
モノやサービスが売れなくなる
↓
企業が儲からない
ということになります。
その後企業は売るために商品やサービスの値下げを行ったりしますが、それでも売れない場合は、社員の給料を下げたり、解雇、雇用ストップ、最悪なのは企業自体が倒産という自体に繋がっていきます。
というような未来を予想して投資家は株を手放していき、株価が下落していきます。
では、世界ではどんな対策をしているのでしょう。
アメリカの中央銀行であるFRBは政策金利を下げ、企業や個人がお金を借りやすくして、景気の悪化を防ごうとしています。
ちなみに、ゼロ金利になったのは、リーマンショック以来です。
日銀に関しては、3月16日に投資家や消費者の不安を抑えるために、株式購入を発表しましたが、効果は一時的でしたね。
今なお下がり続ける株価。
やはり新型コロナウイルスの拡大が続く限り、消費はストップしたままで業績の悪化は止まらないでしょうね。
そんな中、昨日トランプさんが、「渡航中止・退避勧告」(レベル4)に引き上げましたね。国内の米国人に対し全ての渡航中止、そして、国外にいる米国人の帰国検討も要請という内容です。
これは、週明けの株価にもさらなる影響が出そうです。