ダイキンさんと言えば、我々不動産屋とは結構縁が深い会社でもあります。
今回、ニューズピックスさんで特集が組まれていたので、自分でも調べてみました。
空調の会社で、実は世界NO1なんですね。。
しかも、売上2兆円を超す会社です。規模がすごいです・・・。
そんなダイキン工業社長井上礼之氏がインタビューの中言っている金言を拾って自分なりに整理してみました。
まずは、ダイキン工業の簡単な紹介から・・・。
・今年創業95周年の老舗企業
・井上氏が社長就任した1994年に3800億だった売上は、2019年度に2.6兆円に
・売上3倍のパナソニックに対し、時価総額では2倍の差をつけている
現代には伝説的な創業経営者が多くいますが、井上礼之氏は、サラリーマン出身で社長歴が25年らしいです。
インタビューから金言①
・会社には「渦」というものがある。渦に巻き込まれてはならない。会社が直面している問題があったとして、みんなそればかり考える。逆に将来的なテーマが問題になった場合、今度はそちらに「渦」ができる。その「渦」に経営トップまでも巻き込まれてしまっては企業経営はできない。
経営者は会社を外からの視点で見て、皆が右を見ているときに、あえて左を見ることも必要。そうすると、見えないものが見えてくる。
これは、経営にはバランスが大事だということでしょうね。
私自身も、前職の社長に「経営はバランスだよ」ってよく言われました。
その時は、何も感じませんでしが、自分が経営者になると、身にしみてよく分かります。
金言②
・「1流の戦略と2流の実行力」より「2流の戦略と1流の実行力」
遠い将来や壮大な理論は空論になってしまう可能性がある。 だから「半歩先」でいい。
半歩先を考えて、答えのないところに答えを出していくほうが当たる確率も上がるし、当たらなくてもすぐに修正できる。
まあ、解説するまでもないですね。
経営者だからと言って気負ってはならないというこでしょか。。
半歩先・・・弊社にとってもキーワードになりそうです。
まだまだ素晴らしい言葉があったのですが、ほんの一部を抜粋してみました。
不動産業界、弊社にとって「渦」とはなんなのか?まずは、それを見極め、業界、会社を客観的にみて反対方向をみる大切さを忘れることなく、2流の戦略を持って常に半歩先を見て一流の実行ができるように毎日を過ごす必要がありますね。
勉強になりました。